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ポール・ボキューズさん [ニュース]

1週間ほど前に、ポール・ボキューズ氏が91歳で亡くなりました。ミシュランの三ツ星を長く守り続けたリヨン郊外の有名すぎるレストランPaul Bocuseのシェフでした。彼のレストランの外観はおとぎの国のようで、外の壁にまでシェフの姿が描かれていてたのを思い出します。中で食事をしていると頼まなくてもシェフが写真のために回ってきたし、記念日の人には手回しオルゴールで音楽のサービスもありました。サービス精神満載のレストランでした。

私はこのとき異様に体調が悪くて、前菜のトリュフのスープは少ししか手を付けられず、スペシャリテのスズキのパイもたくさん残し、スタッフに「シェフに言いつけちゃうよ!」とからかわれた記憶があります。有名なデザートにも手が出なかったのでリベンジしたかったのですが…次に行くことがあっても、同じ風景は味わえなくなってしまいました。

フランスのニュースをのぞくと、毎日のようにボキューズ氏の名前が出ています。フランスは美食の国。三ツ星をこんなに長く保っている店は、アルザスのオーベルジュ・ド・リルとリヨンのポール・ボキューズだけです。シェフは国の宝のような存在だったのだろうと思います。

一緒にとった写真、大切にしたいと思います。

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ガレット・デ・ロワ2018 [生活]

フランスでの毎年のイベントが帰国後も習慣化して、1月はガレット・デ・ロワを買って食べることにしています。ただ、フランスとは違って買うのに少し苦労します。日本では、年明けすぐにケーキ屋さんに並ぶぐらいであまり長期には売っていないので、私は年末あたりから早めにお店を見定めて買うことにしています。

フランスでは、エピファニーと呼ばれる公現節にこのお菓子を食べるのがならわしです。年末から1月いっぱいぐらいまでパン屋さんやお菓子屋さんに並ぶパイ(ふつうはアーモンドクリームが入っている)で、丸ごと買うと紙の王冠がついてきます。パイの中にはフェーブという小さい陶器が入っていて、切り分けたときにこれが入ったものをひきあてた人がその日の王様になり、王冠をかぶることになります。

日本で買うと、王冠とフェーブが別についてくることが多いです。日本ではあまりこのお菓子を食べる習慣がなく、陶器が中に入っていると危ないので、中には何も入れないか、アーモンドなど食べられるものがしるしとして埋め込まれているか、の2パターンが多いようです。

我が家では、今年はBiscuiterie Bretonneという店のガレット・デ・ロワを予約購入してみました。小ぶりで、少人数でも食べきれる大きさです。通りがかったパン屋さんでもカットされたものが売られていたので、ついでに食べ比べてみました。アーモンドの香りの強さが違っていて…あとは好みかなと思います。

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Bretonneの今年のフェーブはミツバチのシリーズだったみたいです。うちに来たのは女王様みたいなフェーブでした。

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カットされたものにはフェーブがついてこないのが残念です…。

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60分の1 [生活]

今年もいよいよ残すところわずか。
先日、クリスマスを前に、成城石井に行って約2000円のスパークリングワインBOXを買いました。すべて同じ模様の箱で、この中に同等以上のお値段の様々なワインが入っています、というくじ引きのようなものです。チラシによると、ドンペリニョンを筆頭に、モエ・エ・シャンドンなどの有名高級シャンパンが含まれているということでした。

箱は全部で60で、最高級のドンペリは1本だけ。買いに行ったときに店頭に並んでいたのはたぶん30本ぐらいだったので、高級ワインが当たるかどうかは運次第。。。

あれこれ比べたかったのですが、高いところに並べられていて手が届くのは数列だけだったため、外出帰りで疲れ気味だった私は面倒になって手前の6本の中から1本を選び、レジの長い列にうつろな目で並び、精算を終えると小さいバッグにはみ出る箱を無造作に押し込んで帰宅しました。

家に帰ると「ドンペリ買ってきた?」と言われたので「ウン。ドンペリ」と返し、上着を脱いだり鞄を置いたりしてからチマチマと開封を始めました。シールを切り、フタをあけると黒い頭が見えてきました。なんだか、いつもとは違う形…。続いて首を支えている中ブタを開けて箱からボトルを出してみたら…まさかのドンペリが登場!ビックリしてむしろキョトンでした。
私は運をここで使い果たしてしまったらしい。。。

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成城石井のチラシでは箱無しのドンペリは約16000円、引き当てたものとヴィンテージも同じような感じだったので、お値段の8倍のものが手に入ったということに。クリスマスだしね、と買ったボトルでしたが、結局もったいなくなって別のワインを開けたのでした。

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今年 [生活]

2017年もついに師走に突入!今年も間も無く終わりです。

今頃になって、2017年限定のカエル(ブリトー)のぬいぐるみを買いました。夜空の色です。
癒される…。


2017年限定 新作 ブリトーS ミッドナイト

2017年限定 新作 ブリトーS ミッドナイト

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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マルシェ・ド・ノエル2017始まりました [イベント]

先週11月24日、ついに2017年のマルシェ・ド・ノエルが始まりました。インターネットで検索するとたくさんの写真が見つかります。今年も綺麗です!

会期:2017年11月24日(金)~12月24日(日)
   ただし、大聖堂周辺は12月30日まで

クレベール広場には今年も大きなクリスマスツリーがたてられたようです。今年、神戸にも30m級のツリーがた作られるようで、世界最大と話題ですが、ストラスブールのツリーはほぼ同じぐらいの高さのはずです。大好きなストラスブールの冬のイルミネーション、見たかったなぁ。

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2017 (Marchés de Noël 2017)
(仏) https://noel.strasbourg.eu/fr/accueil
(英) https://noel.strasbourg.eu/en/accueil

旅の情報
フランス国鉄 SNCF
(仏) http://www.sncf.com/
または
(英) https://en.voyages-sncf.com/en/

ストラスブールのトラム・バス CTS
(仏) https://www.cts-strasbourg.eu/fr/
(英) https://www.cts-strasbourg.eu/en/

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ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2017 [イベント]

今週は、一気に冷え込みました。
marche.de.noel2011.JPGストラスブールの冬の風物詩といえば、マルシェ・ド・ノエルです。1570年から続く伝統のイベントで、プチット・フランスや大聖堂(カテドラル)近辺、オペラ座の前(Place Broglie)など市内各所で約300ほども小屋が並びます。また、クレベール広場(Place Kleber)には高さ約30mほどの巨大ツリーがそびえ立ち、バカラのある通りにはバカラ製のシャンデリアが吊り下げられるなど、この時期、ストラスブールの街はイルミネーションで輝きます。
* 写真は、以前のブログ記事より。

ただし、テロの影響もあって昨年あたりは旧市街に入るところで荷物チェックがあったということなので、行く場合は時間に余裕をもっておくのが良いと思います。

さて、今年も日程を調べるべくWebをチェックしてみました。

会期:2017年11月24日(金)~12月24日(日)
   ただし、大聖堂周辺は12月30日まで

Webには、まだ2017年のプログラムは載っていません。
例年、開催に向け順にコンテンツが充実していくので、マルシェ・ド・ノエルに行くなら、直前のWebチェックが良いと思います。

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2017 (Marchés de Noël 2017)
(仏) https://noel.strasbourg.eu/fr/accueil
(英) https://noel.strasbourg.eu/en/accueil

また、ハシゴするなら、ストラスブールの南の街、コルマールもおススメです。ストラスブールから、鉄道で日帰りで行けます。(地方急行TERなら30分ほどです)

コルマールのマルシェ・ド・ノエルは、11月24日から12月30日までです。

コルマールのマルシェ・ド・ノエル2017
(仏) http://www.noel-colmar.com/fr/
(英) http://www.noel-colmar.com/en/

旅の情報
フランス国鉄 SNCF
(仏) http://www.sncf.com/
または
(英) https://en.voyages-sncf.com/en/

ストラスブールのトラム・バス CTS
(仏) https://www.cts-strasbourg.eu/fr/
(英) https://www.cts-strasbourg.eu/en/

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2015フランス旅行 その17 サンテミリオン(St-Emilion) [バカンス]

2015年のフランス旅行記事の続きです。今日はいよいよ最後の地、サンテミリオン(St-Emilion)です。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

この日、私はボルドーの駅前のホテルに泊まっていたので、朝8時ごろに出発する列車でサンテミリオンに向かいました。

サンテミリオンといえば、ワインの産地として有名です。この日は9月の第3日曜で、ちょうどブドウの収穫宣言が行われるワイン祭の日でした(Jurade)。ガイドブックによると、6月にもワイン祭があって、そちらはブドウの開花宣言をするものだとか。ワインのお祭りを年に2度も行うことからも、サンテミリオンがワインを大切にしていることがわかります。

この町の歴史は、8世紀に修行僧だった聖エミリオンが洞窟を掘って隠遁生活を送ったところから始まったようです。ボルドーからサンテミリオンまでは、電車で40分ほどだったと思いますが、大きな町を離れるとあっという間に田園風景になり、サンテミリオン駅に降りても特に矢印があるでもなく、いったいどちらに町があるのかわかりませんでした。(ざっくり書いておくと、駅を背に、右に進んでゆったり坂をのぼっていくと着きました)

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駅からブドウ畑を見ながら暫く歩くと、いよいよ町が見えてきました。でも、さすがは日曜日、お祭りの日だとは思えないぐらい、静かでした。日本だったら、お祭りの日は大はしゃぎですが、そんな雰囲気はありませんでした。後ほどお祭りの重要な場所となる塔Tour du Royもまた準備ができておらず、フランスらしくマイペースでした。

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このあたりからの町のパノラマです。いい天気で、お祭りへの期待も高まります!

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小ぢんまりした町なので、ほどなく鐘塔が印象に残るモノリス教会(Eglise Monolith)につきました。ここは、聖エミリオンの死後に、弟子たちが一枚岩をくりぬいて造ったといわれる教会です(上の塔は別のようです)。通常、ガイド付きツアーでのみ訪れることができるそうですが、特別な日だからか、いつも一部は見られるのか、この日は庵などには入れないものの教会部分には入ることができました。夏のまぶしい日差しとは対照的に、中は薄暗くひんやりしていて、瞑想にはもってこいの場所になっていました。

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モノリス教会の塔の下のテラスからは町を一望することができました。いい天気でした。
でも、まずは坂を上ってコレジアル教会に向かいます。(下の教会の写真は朝ではなく午後にとったもの)

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何も考えていなかったのですが、しばらくすると、バグパイプ演奏の一団と旗をふる騎士団のようないでたちの若者たち、それに赤いマントと赤い帽子の集団がやってきました。アジア人、肌の白い人、黒い人など、多種多様なメンバーで構成された赤い装束の一団は、教会の前で帽子を脱ぎ、次々と中に入っていきました。これから儀式のようです。

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赤い人々に続いて、さらにドレスアップした人々がどんどん教会に吸い込まれていき、厳かに儀式が始まりました。

暫く教会の中を覗いていましたが、途中で切り上げ、コレジアル教会近辺から発車する観光用の小さい列車プチ・トラン(Petit Train)に乗ることにしました。町の中ではなく、ブドウ畑の間を走り、町の外をぐるりと一周する列車で、希望する人は途中でワインのシャトーも見学することができます。歩くにはきつい距離を楽に回れ、素敵な風景を満喫できるのでおススメです。

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広大なブドウ畑に対し、町が本当に小さく見えました。

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いつもここなのか、この日はここだったのか、停車したワイナリーはシャトー・ロシュベル(Château Rochebelle)でした。私の乗った列車では、全員がシャトーで降り、ワインの樽や瓶詰されたワインが寝かせてあるカーブのガイドツアーに参加し(英語・フランス語でした)、その後、軽く試飲もさせてもらえました。購入希望の人は、ここで買うこともできました。

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お祭りの日はやはり収穫時期なのでしょう、畑では黒っぽく色づいたブドウがたわわに稔っていました。このままでもおいしそうです。

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またプチ・トランに乗り込んで町に戻ると、人が増えていました。まだお祭りの山場には早いみたいだったので、まずは先ほど儀式が行われていたコレジアル教会の内部を見学し、町を散策し、昼食をとることにしました。この時入ったレストランはLes Giron'Dinesで、何も調べずに入ったけれど、雰囲気もよく、思いのほかおいしい料理をいただけました(カモもタラもとっても美味でした!)。

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ランチの後は、ブドウ畑の散策(近場だけ)です。サンテミリオンでは、町の中心部を離れるとすぐシャトーのブドウ畑が広がっていますが、大きな門と塀で囲ってしっかり管理してあるところが多く、畑が遠くに感じられました。かつて住んでいたアルザスでは囲いのあるところはほとんどなかったので、想像していた風景とは少し違っていましたが、石の塀もまた味があって、爽快な風景だと思いました。

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本当は、せっかく来たのでどこかのシャトーで味見しつつワインを買ってみたかったのですが、予約が必要なところが多く、また、予約不要とあったシャトーには断られてしまったので、お土産のワインは町中のお店Sts Martinで買いました。生産者の顔は見えないものの種類が豊富で、明るく対応してくれて、さらに日本への配送も慣れていたので、この店での買い物で十分満足でした。

なお、サンテミリオンではヤマト運輸のシールが貼ってあるワインショップを結構見かけたので、日本への配送も問題なくできるところが多いと思います。ただ、直接ではなく一旦パリに集約されるようで、パリまでのお代に加えてパリから日本までのお代が乗っかって、送料が結構高くつきました。

ワインを送って、名物のマカロン(クリームのないタイプ)を買い込んだころ、ついにお祭りは終盤へ…。少々ダラケ気味だったバグパイプ一団が準備に取り掛かり、ついに行進が始まりました。

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バグパイプ演奏の一団、旗振りの若人、赤装束の順で関係者が町を歩き、一団が目の前を過ぎると観光客がその列についていくという具合で、細い道は次第に混雑していきます。終着点はTour du Royなので、私たちは道端で彼らを見送った後、モノリス教会のテラスに場所を移してお祭りを見物することにしました。

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行列がTour du Royにたどり着くと、バグパイプ、旗振りの一団は塔の下で演奏とパフォーマンス(旗を回したり振ったり投げ上げたり)を続け、その間に、赤装束の人たちが塔のてっぺんに上がっていきました。この時には、朝にはなかった大きな垂れ幕が塔にかかっていました。

塔のてっぺんに全員が上がってひと段落すると、赤い装束の1人が宣言を始めます。結構長いですが、音楽も服装も中世そのもので、何だかジーンときました。
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宣言の終わりには、ブドウ型の風船が放たれました。塔の脇に風船を持った子供たちが潜んでいたようです。ふわふわと空に上っていくブドウ(風船)が、この年のブドウの豊作を約束しているようでした。

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こうして、長いような短いようなサンテミリオンでの一日は終わりました。中世の趣をとどめたままの町で行われる伝統行事は、とても厳かで感動的だったと思います。一度は見る価値ありです。

私はこの日のうちに列車でボルドーに戻り、翌朝、帰国の途につきました。サンテミリオンからの帰り際、ふと振り返ると、塔にかかっていた赤い垂れ幕がさっさと片づけられ始めていて、苦笑しました。さすがフランス。

長くかかりましたが、2015年の旅は、これで終了としたいと思います。

近いうちに、2017年フランスの旅、をアップするかも??

* サンテミリオンは、1999年、「サンテミリオン地区」として世界遺産に登録されています。

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2015フランス旅行 その16 ボルドーⅡ(Bordeaux) [バカンス]

2015年のフランス旅行記事の続き、いよいよ終盤です。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

前回(ボルドーⅠ)の記事の大劇場(Grand Théâtre)、ペイ・ベルラン塔(Tour Pey-Berland)、サンタンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André)、アキテーヌ博物館(Museé d'Aquitaine)の続きを書いていきます。

アキテーヌ博物館を出て向かったのは、かつてワイン交易が盛んだったころにワイン商の邸宅や蔵が集まっていた歴史的地区・シャルトロン地区(Quartier des Chartrons)です。少し距離があるので、トラムに乗りました。トラムは1日券を買っておけば気軽に乗り降りできます。特に私の場合は中心街に泊まっていなかったので、何度も使えてお得でした。
(2017年8月4日現在、1回券1.6ユーロ/1日券4.6ユーロ/7日券13.4ユーロ。シティパス29ユーロ~)

トラム料金の参考URL:
(仏) https://www.infotbm.com/titres-et-tarifs
(英) https://www.infotbm.com/en/fares

街を流れる三日月形のガロンヌ川の川べりを歩いてみました。直前の宿泊地、トゥールーズにもガロンヌ川が流れているので、トゥールーズから船で下ってくるとここへたどり着くことになります。どちらの街で見ても幅があって立派な川なのですが、ボルドーでは大きな船が停泊しているし、何より川辺がまるで公園のように広く、人々がくつろいだり走ったりしているので、風景がより平らに見えました。雨が降ったので茶色い濁流になっていましたが、雲がぽっかり浮かんできれいでした。

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続きはこちら


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2015フランス旅行 その15 ボルドーⅠ(Bordeaux) [バカンス]

2015年のフランス旅行記事の続き、いよいよ終盤です。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

ここまで、アルザス、カルカッソンヌ(とミディ運河)、トゥールーズときて、次はボルドー(Bordeaux)へと向かいました。トゥールーズは国境の町でもないのですが、駅にはスペインの新幹線AVEもとまっていて、大陸のヨーロッパらしい風情がありました。

ボルドーは、かつてイギリス領だったこともある街で、18世紀にはワイン貿易で栄えたことから、中心街には古典様式の重厚な建築物が並んでいます。また、「月の港、ボルドー」として世界遺産にも登録されています(文化遺産、2007年登録)。

さて、ボルドーに到着すると、まずは駅前のホテルにチェックインして荷物を置き、早速トラムに乗って中心街へ向かいました。まずは、大劇場(Grand théâtre)を目指します。ボルドーの大劇場は、18世紀に設計された新古典派建築の代表的な建造物だそうです。正面にはコリント式の柱、その上部には女神像が並んだきれいな建物でした。

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通常、見学は有料なのですが、9月には特別な週末があって、この日は無料で見学できました(公開される施設の一覧は、観光案内所でもらえます)。
入ってすぐのエントランスホールの大階段はパリにあるオペラ座(ガルニエ)のモデルになったといわれているそうです。

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広間も、観覧席も、とても豪華でした。

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外に出ると、雨上がりの風景が広がっていました。古い街並みとトラムという組み合わせが、たまりません。

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名物のカヌレに目を奪われつつ(実際には買ってしまいました)、金に輝くマリア様が目印のペイ・ベルラン塔(Tour Pey-Berland)に行きました。ここもこの日は無料で入場できたので、長い列ができていましたが、スタッフの休憩のためか後ろに並べないようロープが張られていたので、一旦、近くにあったサンドイッチ屋に入り、フランスパンにハムや野菜の入ったサンドで腹ごしらえをしました。

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店を出ると、気を取り直して行列に並び、地道に階段を上って展望スペースに出ました。塔の上からはぐるりと回りながらボルドーの街を見下ろすことができました。雨上がりだったので空気はすっきりしていて見通しは悪くなかったのですが、もう少し晴れていたら、もっときれいだっただろうと思います。上から見るボルドーは、地上で見るより、建物の並びが窮屈そうでした。

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続いて、ペイ・ベルラン塔の隣にあるサンタンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André)に入りました。さらに隣には市庁舎もあって、やはり入場無料ではあったのですが、時間がなくなってしまうので、市庁舎はあきらめました。

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サンタンドレ大聖堂は、フランスのゴシックの典型的な建物だそうです。天気のせいか汚れなのか、少しグレーがかった色合いの大聖堂は、外から見ても大きいですが、内部に入るともっと広く感じられました。ステンドグラスや礼拝堂、パイプオルガンはもちろん、さらには絵や時計もあって、とても見ごたえがありました。

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大聖堂をでたら、今度はアキテーヌ博物館(Museé d'Aquitaine)に入りました。こちらはいつも無料で入れるようです(企画展除く)。この博物館では考古学的史料やアキテーヌ地方のかつての暮らしを紹介してあるのですが、一部の史料が日本に行ってしまっていて、展示物のかわりに「ボルドー展」と日本語の紙が並んでいるところが!これには苦笑しました。

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フランスらしく、博物館では芸術家かDJかというような人がシンセサイザーと光のショー?をしていました。新しいものと古いものがまじった不思議な空間で…ただ、ちょっと音量が大きすぎて辛かったかな…。

今回は1つの記事で終わらせようと思っていましたが、写真を載せすぎて長くなってしまったので、今日も心折れてこの辺で終わりにします。続きは、また次の記事にて。

参考(追記):
歴史的建造物等の一般公開(Journées européennes du patrimoine)
https://journeesdupatrimoine.culturecommunication.gouv.fr/
* Webの右肩に言語選択のボタンがあります。


2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) / その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne) / その13 トゥールーズⅠ(Toulouse) / その14 トゥールーズⅡ(Toulouse) / その15 ボルドーⅠ(Bordeaux) / その16 ボルドーⅡ(Bordeaux) / その17 サンテミリオン(St-Emilion)

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2015フランス旅行 その14 トゥールーズⅡ(Toulouse) [バカンス]

遅ればせながら、2015年のフランス旅行記事の続きです。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

トゥールーズ(Toulouse)その2です。
 → トゥールーズⅠ(Toulouse)

サン・セルナン・バジリカ大聖堂を訪れた後は、キャピトル広場近辺で腹ごしらえです。この日の昼食は、庶民の味、ケバブでした。

午後は、プチ・トラン(Petit Train)に乗りました。フランスの観光地にはよくある乗り物で、音声ガイドを聞きながら手軽に観光名所を巡ることができます。いくつかの言語で音声ガイドが用意されているので(ただし、日本語がないことも多い)、歩くのが苦手だったり地図が読めなかったりするときには重宝すると思います。
この観光列車、トゥールーズではキャピトル広場の脇から発車していました。

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プチ・トランに乗り込み、お金を支払ったら、いよいよ発車です。
私が乗った車両は、まず、先ほど訪れた大聖堂方面へと向かい、大学近辺をとおってガロンヌ川沿いの道へと向かいました。並木の木洩れ日がきれいで、その向こうにはガイドブックの写真と同じ風景が広がっていました(グラーブ病院とサン・ピエール橋。私の写真は逆光になってしまいました...)。

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さらに教会や広場、歴史的建造物などをゆったりとガイドを聞きながら巡り、またキャピトル広場に戻ったらプチ・トランでの観光は終了です。

下車後は、この町の観光の目玉の一つ、ジャコバン修道院に向かいました。この修道院は1215年に設立されたドミニコ修道士会の修道院です。教会後陣の、柱から天井にのびるヤシの木のようなアーチは必見です(13世紀)。

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この修道院は、教会部分だけなら無料ですが、回廊を見る場合は有料でした(2015現在)。きれいに整備された中庭を囲む回廊を歩いていると、ピアノ・ジャコバン(Piano Jacobins)という演奏会の案内が出ていました。

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たまたまこの時、回廊脇の礼拝堂の1つで、この演奏会のリハーサルのようなものが行われていました。礼拝堂での音の響き具合などをチェックしていたのかもしれません。

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たまたま入った修道院でピアノの音を聞けたのもラッキーでしたが、加えてこの方は、なんと日本人でした。遠く離れた異国の町で、こうして活躍されている方に巡りあうなんて思ってもいませんでした。(Kotaro Fukuma さんという方だったようです)

いくつもの礼拝堂を覗き、かつての食堂での展示を見て、ジャコバン修道院見学を終えると、先ほどプチ・トランで通った川沿いの道を歩くことにしました。少し赤みを帯びてきた木洩れ日が、また綺麗でした。

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ガロンヌ川と遊覧船、オテル・デューです。陽射しが強かったので、少し日陰から写真をとりました。

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プチ・トランからも見た、ノートルダム・ド・ラ・ドラド教会、16世紀にパステル交易の豪商の館だったというアセザ館(現在はバンベルグ財団の美術館)です。残念ながら、美術館に入る時間はありませんでした。

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この日の夜は、ホテルのお部屋ですしやカップヌードルをささっと食べて終わりにしました。食後、ちょっと散歩してみようと外へ出たのですが、夜の駅前は暗く、少しばかり物騒でした。ほんの一区画ほど歩いてみたのですが、ブラッスリーで喧嘩が繰り広げられていたので、そそくさと部屋に戻りました。こわいこわい。

たらたら書き続けてきたフランスへの旅もいよいよ終盤、次はボルドーとサンテミリオンへ向かいます。


2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) / その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne) / その13 トゥールーズⅠ(Toulouse) / その14 トゥールーズⅡ(Toulouse) / その15 ボルドーⅠ(Bordeaux) / その16 ボルドーⅡ(Bordeaux) / その17 サンテミリオン(St-Emilion)

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