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山田和樹 マーラー・ツィクルス(第9回) [音楽]

日曜日に、2年半をかけて指揮者・山田和樹さんと日本フィルハーモニー交響楽団がマーラーの交響曲9曲を演奏する「マーラー・ツィクルス」の最終回が行われました。

山田和樹さんの演奏会に最初に行ったのはストラスブールにいるときです。単に日本の指揮者がくるということでチケットを買ったのですが、いつものオーケストラの音がぐっと変わり、熱気にあふれた演奏会となったのが印象的でした。それで、3年ほど前、マーラー・ツィクルスが行われるのを知って、毎年1回ずつ聴きに行くことにしたのでした。

これまでに足を運んだのは、第1回、第5回です。毎年3回ずつで、今年は<第3期 昇華>として第6番から第9番の演奏会が予定されていたので、しめくくりの最終回を選びました。

このシリーズでは、毎回マーラーの前に武満徹さんの曲が演奏されてきましたが、今回は、マーラーが恐れていたとおり最後の交響曲となってしまった第9番の前に、意味ありげに「弦楽のためのレクイエム」が組み込まれていました。

14:15からは、山田和樹さんによる作品解説があり、それぞれの曲の特徴やオーケストラの配置などについて説明をしてくださいました。マーラーの交響曲第9番には、それまでに作曲された交響曲の要素が少しずつ取り込まれているとか。今回は第2バイオリンが向かって右の手前に来る対抗配置という配置がとられており、バイオリンの音が通常とは違う方向から聞こえました。

今回の2曲では、弦楽器の唸るような響きを存分に味わうことができました。我々にとってもシリーズ最後の演奏会でしたが、指揮者やオーケストラにとっては3年近く走り続けてきたシリーズ9回の最後を飾る大切な1曲です。終盤になるにつれ、演奏も熱気を帯びていったようでした。第4章の最後には、静かに音が消えていき、ついに完全に音がなくなってしまっても、舞台も客席も誰も動くことはできませんでした。長い静寂がしばらく続いた後、割れるような拍手が起こり、何分も鳴りやまない、感動的な演奏会でした。


山田和樹 マーラー・ツィクルス第9回

開演:2017年6月25日(日)15:00 (14:15開場)
曲目
 武満徹:弦楽のためのレクイエム
 マーラー:交響曲第9番ニ長調
会場 Bunkamura オーチャードホール
指揮 山田和樹
演奏 日本フィルハーモニー交響楽団

山田和樹 マーラー・ツィクルス プログラム
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/15_mahler/program.html

(関連ブログ)
山田和樹 マーラー・ツィクルス(第5回) / 山田和樹 マーラー・ツィクルス(第1回) / 日本人指揮者がやって来た

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2015フランス旅行 その13 トゥールーズⅠ(Toulouse) [バカンス]

いつ仕上がるのか謎のペースですが、2015年のフランス旅行記事の続きです。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

今回は、レンガ造りの建物が夕日に輝くことから”バラ色の町”とも呼ばれるトゥールーズ(Toulouse)その1です。

本によると、最初にこの町が築かれたのは紀元前3世紀で、その後ローマの植民地となり、5世紀には西ゴート王国の首都となりました。パステルの交易により商業都市として繁栄し、現在は、エアバスを中心とする航空産業の中心地となっているということです。

私の旅行の行程としては、トゥールーズ着→カルカッソンヌ→トゥールーズ、といったん素通りしてから戻ったという形だったので、鉄道駅、トゥールーズ・マタビオ駅に到着するとまず、ホテルに行って荷物を預けることにしました。今回のお宿はホテルアンバサダーでした。豪華でもない質素なホテルでしたが、私たちには十分でした。階段での荷物の上げ下げに苦労したと記憶しています。

駅の前にはカルカッソンヌで堪能したミディ運河が続いていました。
>> ミディ運河(Canal du midi)の記事はこちら

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荷物を置くと、早速町の中心であるキャピトル(Capitole、今は市庁舎)へ向かいました。キャピトル広場は駅から歩いて20分ほどで、その道のりだけで、しっかりした街並みの大きな町だと実感しました。

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キャピトル広場側から見ると裏手、キャピトルの入口の近くには16世紀の塔があります。何だろうと思ったら、こちらはツーリストインフォメーション(Office de Tourisme)でした。

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キャピトルの名前は、絶対王制下の市参事会キャピトゥールに由来するそうです。1760年に完成した、横幅150mの堂々たる建物で、現在は市庁舎となっています。私が到着したときには、入口に結婚の宣言を済ませたらしき若者たちの団体がいて、建物はしまっている様子でした。

ガイドブックに、地元画家アンリ・マルタン(Henri Martin)が描いたガロンヌ川の四季をテーマとした絵があると書かれていたので、何とか見られないものかと扉の近くをウロウロしていると、中から男性が出てきて「入れるよ」と教えてくれました。

入口を入ると、フランスではよく通りの名前にもなっているジャン・ジョレス(Jean Jaurès1859-1914)らしき像がありました。社会主義者であり、政治家だったジョレスは、トゥールーズ大学で教壇にも立っていたそうなので、この土地ゆかりの人物ということになります。

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2階に上がると(フランスでは1階)、目的のガロンヌ川の四季の絵がありました。柔らかなタッチの絵で川辺の春夏秋冬が描かれていました。

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広場側には天井画や壁画がびっしりで、まるで宮殿のようでした。トゥールーズの歴史を描いたものだそうです。

キャピトルの絵を堪能して下へ降りると、やはり看板が出たままだったため観光客たちが中を覗きこんでいました。中で警備員にも止められなかったので、前の人がそうしてくれたように「入れるよ」と言って出ました。

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キャピトル広場には布などのマーケットが出ていました。広場は大きく、広場から見るキャピトルもとても大きくて、写真を撮るためには広場の端っこの方まで行く必要がありました。

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続いて、広場から一本道で行けるサン・セルナン・バジリカ聖堂(Basillique St-Sernin)に向かうことにしました。南側入口には12世紀初めのものというミエジェヴィル門がありました。フランス最大のロマネスク教会ということで、奥行は150mもあって、簡単には写真におさまってくれません。キャピトルといい、この町は建物のスケールが大きいようです。

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聖堂は中もとても広かったですが、何より印象に残ったのは、パイプオルガンの音が聖堂中に鳴り響いていたことです。練習のようでしたが、大きい聖堂の中で聞くパイプオルガンの音は、空気全部が音楽になってしまったかのような響きがあり、地面から振動がびりびりと伝わってくるようでした。

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…と、ここまで書いたら長くなってしまったので、トゥールーズ前編はここまでとしたいと思います。

また続く。。。


2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) / その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne) / その13 トゥールーズⅠ(Toulouse)
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NHK 旅するフランス語 [フランス語]

2016年10月から2017年3月までのNHKテレビ「旅するフランス語」を欠かさず(多くは録画して)見ました。

常盤貴子さんがパリやアルザスを旅しながら、毎回いくつかのフレーズを書き留めていくという内容で、早くも2017年4月から再放送されます。

放送:水曜(火曜深夜)0:00~0:25、再放送:翌週月曜朝6:00~6:25

初心者でも大丈夫です。

私はいつアルザスが出てくるかとそれだけを楽しみに見続けていたのですが、結局、アルザスは最後の5回のみでした。でも、長年にわたり三ツ星を守るレストランAuberge de l'ill、リボーヴィレの布屋Beauvillé、アルザスの焼き物の里Soufflenhaim、アルザスの南の主要都市コルマールなどを巡っていて、とても懐かしい気持ちになりました。
ただ一つ惜しいことに、ストラスブールはかすりもしませんでしたが…。

内容を先取りしたい場合は、2016年度後期のテキストを買えば読むことができます。

調べてみると、オーベルジュ・ド・リルもボーヴィレも日本にあることがわかりました。そのうち、足を運んでみたいと思います。


NHKテレビ 旅するフランス語 2017年4月号 [雑誌] (NHKテキスト)

NHKテレビ 旅するフランス語 2017年4月号 [雑誌] (NHKテキスト)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2017/03/18
  • メディア: 雑誌



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こんな本があればよかったな [フランス語]

最近、本を2冊買いました。

仏検イラスト単語集 3・4級レベル
仏検イラスト単語集 準1~準2級レベル

ジャンルごとに、イラストとともに(注:ないページもある)フランス語の単語をまとめてあります。
たとえば、住まいとして家、部屋、窓、扉、庭;コンピュータとしてソフトウェア、保存する、消去する、ダウンロードする、などという感じです。

フランスに到着してすぐのころ、私も自分で皿やフォークの絵をかき、単語を書き込んだメモを作ったりしたことがありました。まさにこんな本がほしかったんです。

準1~準2級レベルの本には、車のパーツのイラストと単語もありました。
フランス滞在中は車のトラブルがちょこちょこあって、そのたびに一つ一つ単語をひいたり、先生に聞いたりしたものでしたが、この本があれば一気に解決です。

タイトルに仏検と書いてありますが、仏検を受けない人にもおすすめです。


よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 準1~準2級レベル

よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 準1~準2級レベル

  • 作者: 小幡谷 友二
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2013/12/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 3・4級レベル

よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 3・4級レベル

  • 作者: 小幡谷 友二
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2013/05/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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バレンタイン・ファンタジー池袋 2017(ストラスブールモナムール?) [イベント]

2/11(土)、ストラスブール市共催のイベント「バレンタイン・ファンタジー池袋」に行ってきました。ストラスブールでこの時期に開催されている Strasbourg Mon Amour のコラボのようです。

ちなみに、開催概要は以下のように記載されていました。

「フランス ストラスブール市との友好交流を踏まえ、「国際都市」「女性にやさしい」都市としての池袋を世界に発信するために、インターナショナル感あふれ、女性にとって魅力的なイベントを実施する」

…概要はともかく、ストラスブールがらみイベントなので参加してみました。

会場2か所のうち、まずは南池袋公園公園を外から。

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この会場には、アルザスの小物を売るブースやストラスブール紹介ブース、HISの車、アプリを入れれば特別な写真が撮れるらしきポイント、加えてなぜか徳島の物産コーナーなどがありました。
人々はイベントに関係なくのんびりモードでした。

続いて池袋西口公園です。ハート型のブースの後ろには、Strasbourg mon amourという文字が入っていました。こちらの会場にはワインのブースやチョコを売るブースがあり、広場や舞台ではパフォーマンスも行われていました。
ただ、到着時に舞台で熱唱されていたのは、演歌、だったような気がします。
フランスのイメージとはだいぶ違っていてビックリしました。

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私は、パフォーマンスよりハートとコウノトリのオブジェに目が釘付け。

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せっかくなので、スタンプラリーに参加してみました。
区役所、デパート、電器屋など9か所を回ってゴールするとチョコがもらえるというものですが、スタンプポイントが駅の東にも西にもあって、結構歩きました。しかも、駐車場の上層階など、地味なスタンプポイントも…。

一番ハードルが高かったスタンプポイントは「アニメイト」でした。入口に外国人の王子様風コスチュームの人がいたりして、独特の雰囲気にたじろぎましたが、これも池袋の文化。隅っこから入店して、クリアしました。

ちなみに、スタンプが全部そろわなくても、スタンプをおす9マスのうち、タテ、横、斜めなどビンゴ状態にスタンプが3つ並べばチョコ1粒がもらえることになっていました。(全部揃うと、このビンゴ分1粒ももらえました)。

さて、夕方の南池袋公園です。スカスカで、ちょっと寂しかったです。
SXBmonAmour2017-4.JPG


イベントを回ってみて、超おススメイベント!と人に熱烈に薦めたい感じではないなと感じましたが、アルザスの小物があり、ホットワイン(ヴァン・ショー)も売られているので、ストラスブールへの愛にあふれる方なら、きっと楽しめるはずだと思いました。

ウキウキポイント、私の場合:
 ストラスブールでは有料の地図をタダでGet!(トラムが着実に伸びています!)

(参考)
バレンタイン・ファンタジー池袋
 https://www.ikebukurovalentine.com/

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冷凍食品のスーパー Picard [生活]

2016年11月下旬、フランスではどこにでもある冷凍食品のスーパーPicard(ピカール)が、青山にできました。12月には麻布十番にも開店したものの、人気が高いがゆえに、中目黒のお店は開店が遅れてしまったようです。

冷凍庫がずらりと並ぶ店内はすっきりしすぎているぐらいで、一目みるだけでは何のお店かわからないかもしれません。でも、中に入ってみると、日本にはないような商品が並び、異国情緒を感じられるはずです。

私も、1月の初旬に青山骨董通り店に行ってみました。外観は、フランスとだいたい同じです。

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さすがというか、やはりというか、外国人のお客さんもちらほらいらっしゃいました。

品数はやはりフランスよりは少ないという印象ですが、我が家にとってはフランスがぐっと近くなったような気持ちになれるお店でした。

今回購入したのは、ポワロ―ネギのスープ、セップダケ(ポルチーニ)入りキノコミックス、冷凍クロワッサンです。うちの冷凍庫は小さいので、あまりたくさん買えないのが残念です。

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この冷凍クロワッサンは評判が良いらしいです!ということで、早速家で焼いてみました。

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表示通りにオーブンで焼くと、表面はカリッ、中はふわっ、のクロワッサンが出来上がりました。15㎝ぐらいだったか、割と大きくて食べごたえありです。

オンラインでも購入できるので、これからは気軽に食べられそうです。
(お出かけ時には、保冷バッグ持参がおススメです)

ピカール Online
https://www.picard-frozen.com/

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2015フランス旅行 その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne) [バカンス]

今日も頑張って、2015年のフランス旅行、カルカッソンヌの記事の続きです。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

今日はカルカッソンヌ(Carcassonne)で泊まった宿と地元料理のお店の紹介です。

カルカッソンヌでは、シャンブル・ドットと呼ばれる民宿のようなタイプの宿に泊まりました。シテの外にある宿で、駅から歩いて15分かからないぐらいだったと思います。宿の申し込みサイトでの評判が良く、お値段も手ごろだったのでここにしたのですが、実際、満足度は高かったです。

到着すると、まず、ご夫婦と犬が出迎えてくれました。部屋に荷物を置いた後は、別の応接室で地元のワインとおつまみでもてなしをしてくれて(英語も大丈夫です)、さらに、地図やおススメの歩き方、地元料理を食べるのにいいレストランなどを親切に教えてもらえました。また、朝食もゆったりといただけたし、帰りには、荷物を積んで車で駅まで送ってくれました。人間味に触れることができ、ホテルとはまた違う味わいがあって、とても良かったです。強いて難を言えば、普通の家なので、見つけづらいかもしれません。

泊まった宿:オード・シテ・シティ(Aude Cite-City)
(18 rue Fedou, 11000 Carcassonne, France)

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私は午前中に到着し、ランチをクルーズ船で食べたので、夕食だけ地元のお店で食べました。宿のご夫婦によるとシテ内は観光客向けのお店が多いとのことで、地元の人もよく行く近くのブラッスリーを紹介してくれました。

ブラッスリー・デュ・パレ(Brasserie du Palais)
(18 Bd Jean Jaurès, 11000 Carcassonne )
参考:
http://www.tourism-carcassonne.co.uk/detail/d346ea9eea6964fb70e91d7cd52c0c0a/455577

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(暗かったので写真は翌日撮影)

ランチクルーズで地元料理の一つであるカモのコンフィ(Confit de canard)は食べていたので、今回は白いんげんと肉などを煮込んだカスレ(Cassoulet)を食べました。ブラッスリーなので、ビールとともに!ほかに、リゾットやサラダも頼みました。

カスレは、スーパーに行けば缶詰としてよく売られており、南フランスの料理とはいえ、フランスでは珍しくもない一品です。見るからに味の想像もつくし、単なるマメと野菜と肉かソーセージの煮込み、という勝手な思い込みがあって、実際に食べたことはありませんでした。しかしながら、地元の人もおススメのこの店のカスレは、想像をはるかに超えておいしかったです!目からウロコ。

味を受け継いでいる地元で食べるからこそおいしいという部分もあると思うので、缶詰はその後も買っていません。カルカッソンヌでカスレを食べたい方は、ぜひこちらのお店で!

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食べ物ではないですが、旅行前に、工場とここにしか店がないという記事を読んで、シテ内の靴屋さんcomptoir des espadrillesにも入りました。ナルボンヌ門を入って割とすぐです。ここの靴はさほど高くないしカラフルで、気分が上がります。

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2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) / その12 カルカッソンヌⅢ(Carcassonne)
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2015フランス旅行 その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne) [バカンス]

ストラスブールでは、マルシェ・ド・ノエル真っ盛りです。街が光輝く時期でもありますが、世界遺産に指定されているイル川内の旧市街に入るときには荷物検査があるそうです(今年いった人の話)。私が滞在していたころには大聖堂に聖母マリアの生涯を描いたタペストリーがかけられていましたが、昨年も今年もなさそうです。安全第一ですが、少し残念です。

さて、2015年のフランス旅行の記事の続きです。のろのろしているうちに、1年以上たってしまいました!…頑張ります。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

今日はカルカッソンヌ(Carcassonne)*の続き、城塞都市の中心、シテ(Cité)についての記事です。

まず、城壁の外にあるポン・ヌフ(Pont neuf、新橋)から見たシテです。

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シテを取り巻くのは、全長約3㎞、52の塔があるという城壁(remparts)です。外から見るとわかりませんが、実は壁は2重になっていて、この外壁と内壁に挟まれた部分はリス(Lice)と呼ばれています。いずれの壁も城と町を守るために作られたのでしょうが、リスでは馬上試合なども行われていたそうです。幅も十分なので、今となってはのんびり散歩するのにちょうど良い場所となっています。

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私は、下町側からオード川(Aude)を渡り、壁を回り込んで坂道を少し上がったところにあるナルボンヌ門からシテ内に入りました。城壁と同じ色の石でできた町の道を少し歩くと、すぐコンタル城(Château Comtal)が見えてきます。

ここに、カルカッソンヌ市の名前の由来となった女領主カルカス(Came Carcas)も住んでいたのでしょうか…。その昔、敵に何年も町を囲まれて食糧が尽きようとしたとき、カルカスがブタに食糧を与え丸々と太らせて市外に投げ、敵に食糧がタップリあると信じ込ませて撤退させたという伝説があるそうです。この伝説にあやかってカルカスの名前を冠したホテルやお店もあります。

さて、ここまで来たのだから入場料を払ってしっかり見学します。本にはガイドツアーが良いと書いてあったのですが、ツアーではなく自由見学で入場しました。(本日2016年12月現在、8.5ユーロ)

城の入口です。壁の上には、木でできた見張り台があります。入場すると、この場所を歩くこともできます。

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内側から入口方向を見た様子です。チケット売り場などが格子の通路に上手に隠されています。

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見学コースでは、中庭や壁画のあるお部屋などの見学、ビデオ上映などもありますが、何といっても城壁を歩けるのが気持ち良いく、おススメです。ぐるりと歩きながら、カルカッソンヌの下町やワイン畑を一望することができました。雄大な景色で、雲や空を少し近くに感じられました。

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城壁の散策が終わりに近づいてくると、ローマを思い起こさせる円形劇場が見えてきます。この町の人々は、ここで歌や踊りなどのイベントを楽しんだのでしょうね。きっと今は、夏のイベントなどに利用されているのだと思います。

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劇場の向こうには、11世紀に建築が始まったというサン・ナゼール・バジリカ聖堂(Basilique Saint Nazaire)が見えます。夕日でやや赤く見えました。

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聖堂の入口は丸いアーチのロマネスク様式でしたが、内部はロマネスクだけでもないようでした。少し薄暗い感じでしたが、日光が明るすぎないので、13-14世紀のものだというステンドグラスも落ち着いて見えました。

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聖堂を出ると、お土産屋やお菓子屋を覗きながら少し町中を歩き、壁の狭間、リスを散歩して、オード門から市外へ出ました。間もなく日暮れです。

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最後に、夜のシテです。この写真は、ポン・ヌフから撮っています。なかなか絵葉書のようにとはいきませんが、この日の夜景の中ではこれが一番でした(絵葉書も買いました)。

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カルカッソンヌを見ずして死ぬな、という言葉があるほど見ごたえのある町であり、ミディ運河クルーズも楽しめ、宿の人がいうには町は安全だしサイクリングにも良いそうなので、時間のある人は長期滞在するのも良いと思います。宿や食事については、また次回。

* カルカッソンヌのシテは、「歴史的城塞都市」として1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されています。

(参考)
カルカッソンヌのツーリストインフォメーション
 (仏)http://www.tourisme-carcassonne.fr/
 (英)http://www.tourism-carcassonne.co.uk/

コンタル城
 (仏)http://www.remparts-carcassonne.fr/
 (英)http://www.remparts-carcassonne.fr/en/



2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) / その11 カルカッソンヌⅡ(Carcassonne)

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ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル 2016 [イベント]

今年もあれよあれよという間に、マルシェ・ド・ノエルの季節がやってきました。今週金曜開幕です!

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエルは、1570年から続く、ヨーロッパ最大規模のマルシェです。今年も300ほども小屋が並ぶそうで…行けるものなら行って、クリスマスの雑貨を眺めながらヴァン・ショー(ホットワイン、Vin Chaud)を飲みたいです!
なお、2016年は、グーテンベルク広場にポルトガルの小屋も出るようです。毎年国が変わります。

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエルの2016年の開催日は以下の通りです。
 11/25 14:00~21:00
 11/26~12/23  11:00~20:00。ただし、金曜・土曜は~21:00
 12/24 11:00~18:00

例年、12/31までマルシェが続いていましたが、どうやら今年は24日までで、それ以降、年末31日まではイルミネーションとイベントプログラムでお楽しみください、ということらしいです。

クレベール広場(Place Kléber)では、高齢の高さ30mの巨大ツリーがたてられます。11/25に点灯式が行われ、その後来年1/9までイルミネーションが楽しめるとのことでした。もう準備がだいたい終わって、飾りつけや周囲の工事を行っている頃です。
夕刻16時ごろにもなるとすっかり暗くなってしまう時期ですが、イルミネーションが始まると町は一気に華やぎ、人出も多くなります。お出かけの方は、スリにもご用心を。

ちなみに、周辺の町でもマルシェが出ます。代表的なところでは、コルマール(Colmar)のものが規模も大きく有名です。コルマールのマルシェ・ド・ノエルは、11/25から12/30までだそうです。

今年は親戚だけが行くことになっていますが、私もまたいつか行きたいと思います!
(その前に、昨年のフランス旅行を仕上げないと…)

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル
(仏語) https://noel.strasbourg.eu/
(英語) https://noel.strasbourg.eu/en/accueil 

コルマールのマルシェ・ド・ノエル
(英語) www.noel-colmar.com/en/

フィガロ ヴォヤージュ Vol.21 北フランスの田舎町へ。(アルザス/ノルマンディ/ブルターニュ) (FIGARO japon voyage)

フィガロ ヴォヤージュ Vol.21 北フランスの田舎町へ。(アルザス/ノルマンディ/ブルターニュ) (FIGARO japon voyage)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/12/06
  • メディア: ムック


NHK講座「テレビ旅するフランス語」でアルザスが出てくるので(見続けているのになかなか行かないのですが)、リンクをはっておきます。

NHKテレビ テレビ旅するフランス語 2016年 12 月号 [雑誌]

NHKテレビ テレビ旅するフランス語 2016年 12 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2016/11/18
  • メディア: 雑誌



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2015フランス旅行 その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne) [バカンス]

今日は、大隅良典・東工大栄誉教授のノーベル医学生理学賞受賞というビッグニュースがありました。このところ、日本人がどんどん受賞するようになって、素晴らしいです!しかも医学生理学賞の日本人単独受賞はとっても久しぶりとのことで、喜ばしいです。明日は物理学賞、あさっては化学賞、そのあと数日あけて平和賞、さらに文学賞…まだまだ日本人の受賞が続くのか、楽しみです。一方、猛烈な台風が沖縄に近づいていて、ウキウキしたニュースだけで終われないのが悲しいところです。ひどい被害が出ないといいのですが。

さて、2015年のフランス旅行の記事の続きです。
 → 2015年フランス旅行記事一覧はこちら

前の記事(ミディ運河)に続いて、今日はカルカッソンヌ(Carcassonne)について書きます。

ミディ運河を見ながら昼食をとった後、城塞に向かうことにしました。クルーズの発着点はカルカッソンヌ駅の近くにあり、名所・シテ(cité)までは歩いて数十分ほどとちょっとした距離があるのですが、オード(Aude)川を挟んで手前にある下町を見物しながら行ったので、そんなに距離は感じませんでした。

この町も城壁で囲まれ、碁盤の目状に道が走っています。古い教会や石垣など、景色のあちこちに、古い町ならではの重厚さが感じられました。教会のひとつの塔に上って町を見下ろすこともできるのですが、今回はとにかくシテに向かいます。

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(順に、ネプチューンの泉、道の様子、町の入口・ジャコバン門)

シテは、ヨーロッパ最大規模の、二重の城壁に囲まれた城塞都市で、世界遺産*にも登録されているフランス有数の観光地です。「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」と言われるほどの名所ともなれば、嫌でも期待が高まります。

ジャコバン門を出てしばらく歩くと、いよいよシテが見えてきます。最初に目にしたときは、あれほど大きいものがなぜ見えなかったのかと思うぐらい巨大かつ想像通りに美しい姿だったので、小躍りしたくなるほど歓喜しました。

まずは、旧橋Pont Vieuxからじっくり眺めます。

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天気がよく、橋から見るオード川の風景もとてもきれいでした。

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橋のたもとには、巡礼路であることを示すホタテ貝のマーク、脇には小さい礼拝堂がありました。

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世界遺産プレートも見つけました。

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さて、そろそろシテの姿を。

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...やはり、写真では実際に見たときの驚きは伝えられないようです。

ここまで書いたら、結構長くなってしまいました。シテはまた次回にします。

* カルカッソンヌのシテは、「歴史的城塞都市」として1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されています。


2015年フランス旅行記事一覧
その1 序章 / その2 アルザスワイン街道(Eguisheim) / その3 アルザスワイン街道(Kaysersberg) / その4 アルザスワイン街道 / その5 アルザスワイン街道(Gueberschwihr) / その6 ストラスブール(Strasbourg) / その7 ストラスブール(レストラン) / その8 ストラスブール(公園) / その9 ミディ運河(Canal du midi) / その10 カルカッソンヌⅠ(Carcassonne)

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